伊藤蔵重翁碑

 大正2年(1913)に神西村の助役であった伊藤蔵重翁は、神西、西浜、園、江南の4ヶ村の入会野山(共有林)の分割について努力し、また村有林への造林についても功績があり、大正8年(1919)2月に時の郡長より表彰を受ける。この植林により昭和28年(1953)、神西・神門組合立の河南中学校の建築材となり、造林功労者としての『伊藤蔵重翁頌徳碑』が大水門脇に建てられている。享年81歳。